介護のセカンドオピニオン

田舎町のケアマネージャー活動雑記

よっぴーの介護ひとことメモ

 

平成30年の10月から、
居宅介護専門員(ケアマネージャー)は
担当する、要介護の利用者様の介護計画を
主治医にも、提出することが
義務づけられました。今までは、努力義務であり、
まったく、主治医と連絡をとりあわないケアマネも
いたのではないでしょうか。 

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そもそも、介護計画書は、ご本人、おひとりおひとりの
状態や、介護に必要なこと。家族さんの思いや介護能力。
当事者の希望をもとに、介護サービス、医療サービス,
ボランティアや地域の力まで色々を組み合わせて、支えあい
援助しあい、高齢でもよりよく生きるため、生きる意義を高くするため
生きる能力をあげて、今までできなかったことを出来るにかえる。
そのためには、どのサービスを使ったらいいのかな。
週に何回くらいがいいのかな。どこの事業所のサービスがいいのかな。
と考えて導き出した計画を、まとめたものです。
様式は 1票、2票、3票の三枚がセットです。
ご家族やご本人にも、発行しますし、
利用する各介護事業所(デイサービスやヘルパーさん等)にも配布し、
ご本人に関わる者、みんなが、おなじ方向を見て援助できるように
するための書類です。できるだけ、
専門用語や医学用語を排除して誰にでもわかりやすい
文章を心がけるものです。
 
一枚目の1票には、本人の住所や生年月日、認定日その期間、要介護度。
担当している事業所の所在地、名称。担当ケアマネが上部に配されます。
また、家族の意向。本人の思い希望。要介護状態になった原因。
どういう方向性で支援していくかが、記入されています。
 
ですから、居宅介護計画書は、医療、介護、地域をつなぎ、
 
本人、家族をつなぐ大切な書類です。
 
ケアマネージャーさんにどういう風に暮らしたいのか、
 
どんな介護・サービスを受けたいのかをよく聞いてもらい、
 
反映してもらいましょう。
 
ケアマネージャーさんからの、アドバイスや提案もしてくれます。
 
満足できないときは、計画を立て直してもらいましょう。
 
ご自分のこと、大事なご家族についての書類ですので、
 
しっかりと確認するようにしましょうね。
 

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